転職したくなったら

中途採用の面接対策!事前対策に使える質問事項のと回答例・方法をレクチャー

2019年7月14日

やったー!書類選考通過!・・・。次は面接。

何が聞かれやすいのかを調べて、回答を用意したい方は多いと思います。

転職コンサルタントとして勤務していた時、毎日面接対策という形で模擬面接を行っていました。こちらをご参考に面接準備を行ってみてください。

必ず聞かれる質問

なぜ、現職を退職しよう(前職を辞めよう)と思ったのですか?

必ず聞かれます。

マイナスな発言はしてはいけない。とよく聞くと思いますが、そうなると話すことがなくなるといった状況の方もいるはずですよね。

職場環境が「かなりブラック」方は、正直に伝えましょう。

「残業時間が〇〇時間以上なので辞めようと思いました。」といった表現は法律違反の会社に勤めている方以外は、避けた方が良いです。

しかし、ご自身にとって「頑張れる会社」が「残業〇〇時間以内」の会社である場合は、退職理由を明確に伝えても良いと思います。

無理に(条件を偽って)入社しても、あなたも会社も不幸になるだけです。

面接時に「自分を良く見せる」ことは大切ですが、「偽る」必要はありません。

退職理由のおすすめ表現

過剰労働に嫌気がさした方
  • 深夜残業やサービス残業が多く、このままでは身体を悪くしてしまうと感じた

(ハードな業界への転職を希望している方は、残業時間を退職理由とすることはおすすめしません)

「働き方改革」を嫌っている経営者も存在しているのも事実です。(残念ですが)

パワハラが理由の方
  • 前向きな意見や業務改善を聞き入れない風習で、提案すらさせてもらえないため

(人間関係を良好に保てない人。と思われる危険があるため、面接では前職(現職)上司の悪口は控える。「現職では業務改善など、前向きな提案をしています。」ということもアピールとなる。)

仕事にやりがいを感じない方
  • これまでは〇〇の仕事で活躍できたので、今後は〇〇の仕事にチャレンジしたいと考えて転職を希望しています。

(仕事内容への不満は危険発言。あくまで今後チャレンジしたい仕事が現職では叶わない。という表現がおすすめ)

  • 〇〇という仕事に携わった経験から、御社の〇〇という仕事内容に魅力を感じるようになりました。

(現職での経験を否定する発言はマイナスイメージとなる可能性があるので、これまでの経験を自分で否定しないようにしましょう。)

なぜ弊社を希望されているのですか?

この質問に関しましては、企業研究を徹底的に行い、HPで簡単に探せること以外を理由とできるとグッド!

志望理由のおすすめ表現

現職の業務をアピール

  • 現職の〇〇という経験を活かして、〇〇という業務に携わることができると考えるから

(2~3つ、今後の仕事に活かすことができる、現職(前職)での業務を用意できると具!)

行動指針や社風を評価する

  • 現職での〇〇という業務経験を活かしながら、御社の〇〇という前向きな取り組みや社風、〇〇という取り組みにもチャレンジできるから。

(現職と変わらない業務の場合、即戦力性をアピールしつつ、社風や会社問いして取り組んでいる業務や計画を評価する)

社員の人間性を評価する

  • 〇〇さんのような優秀な方や、〇〇という能力を持った方と働き、私も〇〇さんのように、御社に貢献したいから

(中途採用の場合、配属される部署が決定している場合が多く、特定部署の社員とうまく人間関係を築いてもらえるかどうかは、採用する側も心配しているため。)

※あまり抽象的な表現となると、新卒採用のレベルの面接となってしまうので要注意。

今までの業務内容を教えてください

現職(前職)での業務内容は聞かれるでしょう。

気をつける点
  • 「あなたの会社(業務)を知らない方でも理解できる表現を使う」ことです。

(特殊な職業やBtoBの会社の方は、世間が知らない仕事の可能性があるので要注意。)

  • 専門用語は使わない」がルールと考えて、面接では誰にでも理解できる表現を心がける。
  • 業務内容は2~3つに絞る

(社会人歴が長い方ほど、長く説明したくなりますが、面接官が退屈にならないよう、2~3つに絞り発言しましょう。追加で面接官から質問されたことに対して、的確に答えることが大切です。)

※面接官が興味を持つ業務内容について「語る」ことがアピールとなります。

今後のビジョンは?

抽象的な質門ですが、志向性を確認する質門事項です。

女性におすすめの回答
  • 両親が共働きで、母親も働き続けていたため、私も生涯社会に強く関わっていきたいと考えています。
  • いずれ、マネージャー(管理職)となり、自分の担当業務だけでなくマネジメントにも関わり、会社に貢献したいと考えています。

女性の場合特に、アピールのチャンスです。日本の社会はまだまだ古く、女性はすぐに退職してしまう。と考えている面接官も多いです。

面接官からは聞けない内容を、自ら発言することで大きくアピールとなるでしょう。

男女ともにアピールとなる回答
  • 会社の中長期経営計画にそくしたビジョンは評価されやすい。

(志望理由だけでなく、入社を希望する強い理由を語るタイミングですので、自らチャレンジしたい業務を語りましょう。しかし、大きく会社の方針から外れていてはマイナス発言となるため、中長期経営計画は確認しておきましょう。)

ここで上げた質問事項は、あくまでどの会社からも聞かれる質門事項と回答例です。

中途採用で大切なのは、即戦力と会社へのフィット感です。

  • フィット感を感じてもらえる面接を行う
  • 会社独自の質門事項に対応

するためには、各会社に合わせた面接対策を行う必要があります。

転職を成功させる方法

どうやって?

と思うと思いますが、転職エージェントは面接官と繋がっています。

内部情報を握っている転職エージェントから、正解となる面接を確認した上で面接に挑むことが、内定獲得の近道です。

転職エージェントは、転職サイトとは違います。

求職者へ的確なアドバイスを行い、転職を後押ししてくれる会社です。

各転職エージェントにも得意不得意の分野があります。

上手にエージェントを利用し、有利に転職活動を進めましょう!

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佐藤

アラサー主婦 佐藤★ 某大手転職エージェントの元社員。 若手から役員級の転職を成功させ、中小~大企業の人事とお仕事経験あり。 多数の人材紹介会社の情報を熟知しており、自身も転職と失業を経験。 現在は、執筆活動とWEB制作にまいしん!

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