こんにちは。
筆者は以前、人材紹介会社でコンサルタントとして勤務しておりました。
毎日求職者面談を行い、新たな仕事を求める方たちへ面接対策してきました。
20代の若手から、部長職以上の方まで!若手から管理職級の転職まで担当しておりました。
その経験を活かして、
面接虎の巻を作ってみました!
5分で伝える特集 ₋ 面接対策 -
まず、気づいて欲しいこと
皆さん共通しているのが、ご本人が思っているより、
思い上がった自己PRを行なっているんです。
面接は自分をアピールするもの!
もちろんそうです。しかし、その一点だけに集中してしまうと、面接官にとって気持ちの良くない時間を提供してしまうのです。
じゃあ面接とは何なんだ?
「お見合い」です!
自分自身を好き放題PRする場ではありません。
- 企業としての目標
- 部署としての目標
お互いを良く知るための場です!
どんな気持ちで面接に挑む?
- 自分が活躍できる仕事内容なのか
「ひたすら確認する気持ち」で面接を受ける。
その上で自分ができること・経験を小出しにする!(決して消極的になるという意味ではありません)
面接を受けている会社(行きたい会社)であなたが活躍できるのか、本人も100%分からないんです。面接官も分かりません。自信がないんです。
お互いが確かめ合うつもりで面接に挑めば、会社側もあなたに対して興味を持つでしょう。
※上記の姿勢が不評な会社もあります。
その見極めはこちらを参考になさってください。
採用側の不安を理解する
- 活躍してもらえる人材か?
- 社風に合う人材か?
- すぐに辞めてしまうのではないか?
先ほどの話と関連しますが、「あなたが活躍できる人材か」最も不安なのは採用側です。
不安を払しょくさせる面接とは?
- 仕事内容を真摯に質問
- 仕事内容に役立つ自分が持っているスキルを伝える
この流れで面接が進められればベストです。一方的に自己PRをすると、実際の仕事内容と食い違った部分をアピールしてしまう危険があります。そうなると採用側の不安も増すばかり。
いかに、採用側に「入社後に活躍してくれるはず」と思わせるか、です。
「今できること」と「将来したい(やりたい)こと」を分けて伝える
これは意識です!心の底まで自身のスキルを理解してほしいという話です。
中途採用の面接では特に、即戦力が求められます。
そのため、
- 今後チャレンジしたい仕事
ばかりだと、中途採用に求められている要素は埋まりません!
- 今までどんな経験をしてきたか
- その力は会社でどう活かせるのか(具体性必須)
をきっちり伝えて、その上で
- チャレンジしたいこと
- 未経験ではあるがどんな仕事がしたいか
を伝えましょう。
そんなことわかってるよ!皆さんそうおっしゃります。
しかし、何度も繰り返し練習しないと、思いのほか上手に伝えられていないものです。
「今できること(これまでの経験)」、「今後チャレンジしたい仕事(今後の展望)」
この2つの軸をきっちりと伝えることで、採用側に
- 即戦力として活躍できる人
- 今後会社に貢献してくれる人
と認識してもらえます!
これまでの経験と今後していきたい仕事が、希望する会社と「かけ離れていれば、内定は取れません」。
何かの間違いで内定となっても、お互い不幸になります。
前もって企業について深く知る必要があります。
その際に利用すべきなのが、転職エージェント(人材会社)です。
転職エージェントは、人事担当者から採用相談をされる立場です。
- どんな人を採用したいか
- パーソナリティ(人柄)
- 実務経験
- 今後の事業展開
- 社内で足りていない人材(能力や経験)
採用に関わるすべてを相談されています。
企業側と綿密に打ち合わせを行い、企業に合う人材を紹介しています。
そんな転職エージェントに相談すれば、「企業の内情」を知ることができます。
何も知らずに戦場に飛び込むのは得策ではありません。
- 相手の手の内を知ってから面接に挑む。
そうすれば、面接突破率は格段に上がります。
ここで紹介した面接スタイルが好まれない会社もあります。こちらで特徴をご紹介しています。
最後は出会い
あなたのことを「良い」と直感的に感じてくれる会社が、あなたが勤めるべき会社とも言えます。
お見合いをして、片思いのまま突っ走っても、あなたにとって天職とはいえません。
転職とは、自分を深く知る時でもあります。
地に足のついた冷静な判断のためにも、転職エージェントの活用をお勧めします。
おすすめの転職サイトやエージェントはこちらでご紹介しています。
え?!転職サイトとエージェントって違うの!?という方はこちらを読んでから、転職をスタートしてほしいです。
皆さんにとって、後悔のない、素敵な転職が実ることを心よりお祈りしております。
焦らず、自信を持ち、前向きな転職としてほしいです。